Enjoy Happy New Years Eve?

Garden on Dec 04 05

年末というのにボストンでは師走のようなせわしさがない。一応、元旦はどこの店も閉店するようだが、他の休日と極端に変わらない。昨年はニューヨークで新年を楽しく祝ったのがつい数日前のことのようだ。
で、今年はボストンである。


静かに家の前の庭が見える窓際に机、雪景色・・・今年は年始早々にまたもリサーチの打ち合わせがあるので、帰国が出来ない。それが終わった中旬以降に一度帰国のチャンスをうかがっている。その後、1月末にバーゼルでボス、そしてETHとGSD のディスカションがあるかもしれないが、まだボスたちの最終命令待ちである。
それにしても今年ほど忙しく一年が過ぎたなと感じることはいままでそうなかった。
暴力的に忙しい合間を縫ってなんとか書いてきた気がする。しかしおかげさまで、今年はブログを通して建築に限らずいろいろな人とコミュニケーションをとることが出来た。大学ではもっぱら建築・都市・ランドスケープの同窓ととめどなく話をするだけでも十分面白いが、ジャンルをこえて異次元の世界に住む人たちのエネルギーには、いろいろな意味で(宴会力も含めて)圧倒され、知見もひろがり啓発される。
ブログを通して知り合った方に実際お会いしたことも結構ある。帰国した夏休み中、実際に訪ねてお会いしたり、こちらNYやボストンで食事をさせてもらったおかげで、留学生活がさらに楽しくなった。
言葉なしにコミュニケーションを結ぶことも出来る。
メンテナンスの必要からごくまれにアクセス記録を見ると、どう見ても仕事中の時間にアクセスしていただいている方もあるようだ。そうした無言の応援(プレッシャー?)を頂いたことは、もしかしたら継続の一因だったかもしれない。(お仕事、大丈夫ですよね?がんばってください。)

最近ではなんと、Googleの翻訳サーヴィスを使って日本語を自国語に翻訳して読んでくれている日本人以外の人もいるようだ。
Image Googleでporn (ポルノ) という、建築からは想像もつかないキーワードから繰り返し多くのアクセスがEUからあるので、はじめはEUならではのアダルト界のニーズに、何か知らないうちにこのサイトがおこたえしてるんちゃうか?といぶかしんだものだが、どうもジェフリー・イナバ氏の講演のアーカイヴから更新をチェックしてそれを翻訳できるらしい。
これを使えば、基本的には日本語を知らなくても自動的に各国語につなげることができる。
これから先、インターナショナルな英語がますますフォーマルに支配力をもつ一方で、ローカルな言葉同士をむすぶ流れもますます強くなるのかもしれない。
こういうこともあった。
イスラエルの政治批判めいたことを書いたときはどういうわけか早速、イスラエル軍とアメリカ軍からのアクセス記録があった。何かの偶然かもしれないが、そんなことも今となっては愉快な思い出でもある。
日本語がいったん英語に訳されなくても、世界にばらついたハブを介して交わされる。それは前回紹介したPostmodern Generatorと同じように、デザインやコミュニケーションの方法がツリー状のものから多層化された位相にシフトする可能性をほのめかしていないだろうか。もちろん従来の意味でデザイナーをデザインの主役から疎外することにもなりかねない危険と隣り合わせに、予測が難しい領域に踏み込んだデザインに拡張できる可能性があるとしたら・・・。
ともあれ、この調子で将来は世界一周の旅をするときに泊めてもらえる国際ネットワーク(ポルノ氏も含めて?)ができればと、ひそかに無遠慮きわまりない野望を抱いている。

Ta Prom, Angkor in Cambodia. In my travel in 2002

皆さん一年ありがとうございました。
またどこかでお会いできることを楽しみにしています。
お酒は冷酒、焼酎、ワイン、ひとまずひととおりいけます。来年もどうぞよろしく。
みなさん良い年を。

13年前
  1. Hi. My name is Sanae, we met back in November at the photo store (F&D) in Harvard Square. I am the sales clerk that assisted you with your print order. I have recently discovered you blog and have been reading it ever sinceムI really enjoy it. I realize that you are probably busy with project these days but, I hope to see you around the Square some time soon!
    I wish you a Happy New Year!
    Sanae

  2. Hi sanae san,
    Wow.., I was so surprised to get your contact!
    Great to hear from you. I remember you.
    Thanks for your prints, I successfully uploaded some of them on this web.
    I hope you have a happy new year eve, too.
    The Whole world is about three drinks behind.
    – Humphrey Bogart

  3. おめでとです。
    お久しぶりです。
    また建築以外の話をサカナに飲みたいものです。

  4. ひさしぶりoto吉さん。
    日本から10時間の時差で遅れて、元旦になりました。
    雪が静かに降ってます。
    昨夜はカウントダウンの時、雪空に雷鳴がするなと思っていたら、TVでボストン・ベイの盛大な花火が中継されていた。
    TVと雷鳴の音速の差がかえって、今時分がここにいるという確かさを感じさせる。
    Times Squareも相変わらずかなりのにぎわいを中継していた。これはアメリカ流の初詣だ。
    そうだね、また飲もう。場所はもうこの際、大阪でも名古屋、東京でもNYでもボストンでもEUでもアフリカ沖でも、どこでもいいですよ。言うてください。
    でも初詣、代理でよろしくね。

  5. 出口なんてそんざいしたっけ?
    なんてね〜
    踊ってる自覚をどこまで持てるのかが関心事だと思う。
    現在、つるっぱ○に踊らされてるみや氏。わたしもいろいろ踊らされてるねぇ。
    そして、その滑稽な踊りを世間に披露しないといけません!今も調子でブログ期待し手間っす。
    今年もお互いフォローよろしくおねがいします。

  6. まったくそうだね。しかし正月明けからガンガン行くね。感心感心。
    それくらいのほうが、こちらも楽しい。
    ツッパリはその辺にしといて、
    出口のない入口というのは、たしかに論理的にはおかしい。
    俯瞰しない限り、出口があるかどうかわからないから。
    こうもいえる、究極の迷宮がそうであるように、当の入口こそ、出口なのだから。
    ゼロへの回帰ほど戦慄するものはない。
    その矛盾ゆえに、この詩からかき出されるイメージはいっそうその戦慄を増幅される。
    ともあれ、結果がどうなるか見えない場合でも行動を起こすという冒険心は持ち続けたいと思う。

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